機密書類溶解Dissolution

創業以来伝統の古紙リサイクルビジネスの中から派生した
機密文書の回収と溶解処理サービスの事業

ご活用事例 ウム・ヴェルト株式会社

ご協力:ご活用事例 ウム・ヴェルト株式会社様

 

ウム・ヴェルトグループは、食品廃棄物のリサイクルや環境に優しい製品販売、効率的な廃棄物回収、環境コンサルティング、養豚・農業運営、地域社会との情報循環を促進するFMコミュニティラジオ局運営など、多岐にわたる事業を展開している企業です。


これらの事業を通じて、廃棄物の有効活用、コスト削減、CO₂排出量の削減に努め、2050年の脱炭素社会実現に向けた活動に貢献しています。
また、地域に根ざしたリサイクル活動を推進し、異なる分野との融合を目指して廃棄物業界のイメージを変えていこうという取り組みも行っており、例えば、廃棄されたプラスチックを原料に再利用して、ゴミ袋として活用する施策などを進めています。

鶴見製紙への搬入を決めた理由

約20年前から鶴見製紙様へ機密文書の搬入を開始しました。
以前は古紙問屋さんへ出していましたが、時代とともにコンプライアンス意識が高まり、機密文書の適切な処理が求められるようになったため、溶解処理を選択しました。
最初は自社の機密文書のリサイクルから始まりましたが、その後、お客様からの文書廃棄の相談が増えたことで、さらに取り組みを拡大しました。
当時、機密文書の溶解処理を行える業者を見つけるのは困難でしたが、同じ埼玉県内にある鶴見製紙様と出会い、現在に至ります。
また、鶴見製紙様を選んだ理由の一つに、溶解証明書の発行が可能であることが挙げられます。これにより、お客様に対して機密文書の適切な処理を証明することができます。

溶解処理のメリット

溶解処理を選択したことで、機密性の高い文書を安全に処理できるようになり、情報漏洩のリスクを防ぐことができました。
また、焼却に比べてCO₂排出量が抑えられるため、環境負荷の低減にもつながります。
さらに、溶解処理を行った紙はトイレットペーパーなどの再生紙製品として生まれ変わり、資源の有効活用を促進することができます。
このような循環型の取り組みにより、持続可能な社会の実現にも貢献しています。

鶴見製紙との取り組み

ウム・ヴェルトが運営する道の駅 ウム・ヴェルトが運営する道の駅

機密文書の搬入だけでなく、その文書から再生されたトイレットペーパーを自社やウム・ヴェルトが運営する道の駅で積極的に使用することで、資源の循環を実践し、リサイクルの促進を図っています。
こうした取り組みにより、限りある資源を無駄なく活用し、リサイクル製品の普及を通じて、持続可能な社会の実現に向けた循環型の取り組みを推進しています。

貴社の今後の展望

リサイクルに貢献する脱炭素ゴミ袋 リサイクルに貢献する脱炭素ゴミ袋

今後は、カーボンニュートラルの実現に向けて、さまざまな分野で貢献していきます。
新たな挑戦を重ねながら、可能な限り資源を循環させる取り組みを強化し、より持続可能な社会づくりを目指していくことが一番の目標です。
また、こういった取り組みを自社の中でアピールしていくのも重要だと思っているので、積極的に進めていきたいです。

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