鶴見製紙株式会社では、機密書類を段ボール箱ごと未開梱で溶解処理し、再生紙100％のトイレットペーパーとして再資源化する「機密書類溶解システム」を主要事業の一つとして展開しています。
　従来は焼却処分されていた機密書類を、機密性を保持したまま溶解処理し、再生製品として活用することで、CO₂削減・森林資源の保護に貢献し、地球環境保全と循環型社会の実現を目指しています。
　この取り組みにおいて、お客様からお預かりする情報を厳格に保護することは、当社の社会的責任であり、信頼の礎です。また、ISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）に関する技術仕様・マニュアル類も、当社の事業継続と発展に欠かせない重要な資産です。
　当社は、以下の方針に基づき、情報セキュリティの確保と継続的な改善に取り組むことをここに宣言します。

1. 情報の保護
   　溶解処理対象の機密書類、お客様情報、社内技術情報を適切に管理・保護します。
    
2. 法令遵守
   　国内外の関連法令および契約上の要求事項を順守します。
    
3. 責任体制の明確化
   　情報セキュリティ推進のため、情報管理責任者を任命し、IS委員会がPDCAサイクルの運用責任を担います。代表取締役社長は、ISMSの実施に必要な資源を適切に配分します。
    
4. 教育・訓練
   　全スタッフが情報セキュリティの重要性を認識し、適切な対応ができるよう、継続的な教育・訓練を実施します。
    
5. リスク評価と対策
   　情報資産に潜在するリスクを把握し、リスクアセスメントに基づいた対策を講じ、その内容を文書化・維持します。
    
6. 継続的改善
   　マニュアルやリスクアセスメントの見直しを定期的に行い、ISMSの有効性を継続的に改善します。
    
7. ​規程違反への対応
   　本基本方針に違反した者には、服務規程に基づき厳正な措置を講じます。